なぜ今キャリアデザインを考えなければならないのか?人生100年時代に備えたマルチステージで働く考え方

ひろみや

こんにちは。ひろみやです。
以下の記事でキャリアの岐路に立つサラリーマンに向けたキャリアデザインの考え方について考えてみました。

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ではなぜ今キャリアデザインを考えることが重要なのでしょうか?

一言でいうと以下の通りです。

不確実で不安定な社会を乗り切るために自身のキャリアの軸をしっかり持っておくこと

ひろみや

今回は、キャリアデザインを今考えておくことの重要性とその背景について説明していきます。

目次

なぜ今キャリアデザインを考えなければならないのか?

なぜ今キャリアデザインを考えることが重要なのでしょうか。

ポイントはいくつかありますが、大きく以下の2つに集約できます。

  • 人生100年時代を迎え、「変わることを前提としたキャリアデザイン」が求められる
  • 不確実な将来に適応できるように「あなたの価値観をベースとした長期的なキャリアビジョン」を描くことが求められる

変わることを前提としたキャリアデザインが求められる

高度成長期に確立した日本人のライフプランは、企業に就職して終身雇用で働き、60歳で定年を迎えて老後を過ごすというモデルでした。

皆さんご存じの通り、このような従来型のライフプランは下記の理由で崩れてきています。

  • 平均寿命が80歳を超え、人生100年時代に突入している
  • 日本は他の先進国に先がけて少子高齢化が進んでおり、労働人口の減少に伴う人口のバランスが崩れている
  • そのため、高度成長期に定着した従来の60歳で定年して年金を受給しながら老後を送るようなライフプランは実現不可能となりつつある
  • 70歳や80歳まで働くことが前提となり、結果としていくつかのジョブキャリアを必然的に経る、人生がマルチステージ型に移行することになる

すでに終身雇用は前提ではなくなり、雇用延長などの制度を利用して60歳を超えても働くケースが増えています。

今後はますますその傾向が強まり、複数のジョブキャリアを経験するマルチステージのライフプランに移行していくと考えられています。

このようなマルチステージ型のライフプランにおいて、変わることを前提にキャリアを考えていくことがとても重要となっています。

価値観に基づく長期的なキャリアビジョンが求められる

新型コロナウイルスにより社会は大きく変わりました。

私が社会人になりたての頃は当然のように毎日出社し、会議は対面で行うものでしたが、今やWeb会議が当たり前となっています。

技術もめまぐるしく進歩し、生成AIなど新たな技術により仕事の進め方も変わってきています

世界は依然として不安定で、日本人にはあまりピンと来ないかもしれませんが、内戦や紛争はいたるところで起きています

このような未来を予測することが困難な現代は、不確実性の高い時代といわれるようになっています。

  • VUCA、BANIというキーワードに代表されるように、不確実で不安定な時代に突入している
  • コロナウイルスによる社会の劇的な変化、定期的に起きる大規模自然災害や気候変動など、地球環境の変化により社会も大きな影響を受けるようになっている
  • ロシアのウクライナ進行の長期化やパレスチナ問題等、政治的、地政学的なリスク
  • 技術や社会の急激な変化や進歩、それに伴いニーズや流行が短サイクルで変化する社会となっており、先を読むことが難しくなっている

これらの変化は自然科学的であったり、政治的・社会的なものであったり、我々一人ひとりがどうにかできるレベルの問題ではありません

我々にできることは、もし大きな変化が発生した場合に備えて準備をしておくことしかできません。

変化に追従できるように日々アンテナを張って勉強することはとても重要ですが、その前に最も重要なことは「あなたの中にある不変の価値観」を明確にしておくことです。

変化に迫られたとき、最後はあなたの価値観をもとに意思決定をすることになります。

そのため、価値観をベースとしたキャリアデザインをあらかじめ考えておくことが重要となります。

どのようなキャリアデザインが必要となるか

以上のことから、将来の変化を見据えた下記のようなキャリアデザインを考えておくことが重要と言えます。

特に若手のサラリーマンは、これからの長い社会人人生をどのように過ごしていくか、早い段階で方向性を考え行動に移しておくことが大切です。

  • マルチキャリアを見据えたキャリアデザイン
    • 少子高齢化の影響で、従来の60歳定年は難しくなり労働寿命が延びる
    • 一方で平均的な企業の寿命も短くなってきており、必然的に複数の企業で原楽マルチキャリアを考える必要がある
    • キャリアデザインを行い、長期的なゴールに向かってマルチキャリアを検討していくことが重要
  • 社会の変化に柔軟に耐え得るキャリアデザイン
    • 不確実性の高い現代で世の中が劇的に変化する可能性がある
    • 特に技術の進歩は目覚ましく、生成AIなど新たな技術が急速に社会人浸透している
    • 社会の変化や企業の経営状況に振り回されないように、自身の価値観をベースとしたキャリアデザインが重要

人生100年時代のキャリアデザインの考え方

日本では平均寿命が80歳を超え、これからますます長寿化の時代「人生100年時代」に突入していきます。

一方で、少子化には歯止めがかからず、労働人口は減少。そのため、一人一人がこれまでよりも長い期間働く必要が出てきます。60歳で定年退職して老後を過ごすようなライフプランは難しい時代となってくるでしょう。

また、長い期間働くということは、同じ企業や職種で入社から定年まで働くことが難しくなることも意味しています。

つまり、複数の企業を渡り歩くことや、いくつかの職種を経験することが通常のキャリアになってくるといえます。

リンダ・グラットンの「LIFE SHIFT」では、これを人生のマルチステージ化と呼んでおり、余暇に再学習を行ってキャリアを計画的に切り替えていくことの重要性を説いています。

人生100年時代とは

リンダ・グラットンの「LIFE SHIFT」に代表される書籍でも言及されているように、平均寿命の長期化により人生100年時代に突入しているといえます。

1950年代は60歳程度であった日本人の平均寿命は現在80歳を超えています。

現代を生きている人の平均で80歳ですから、現在の若い世代、これから生まれてくる子供たちはさらに長寿になると考えられます。2007年生まれの子供たちの半数以上は100歳以上生きるという予測も出ています。

100年以上生きる一方で、健康的に過ごせる期間も伸びます。私たちの世代(40歳くらい)が子供だった頃の60歳のイメージと、現在の60歳のイメージは全然違うと思います。

高齢化は社会問題のように言われていますが、当たり前ですが健康に長生きできることは良いことです。あとは、いかに健康的な人たちが長く働ける社会環境を作っていくかが課題と言えます。

人生のマルチステージ化

さて、人生100年時代に突入すると何が変わるのでしょうか。

従来の20歳前後で社会人となり、60歳前後で定年退職する約40年働くモデルでは、終身雇用が前提となっていました。100歳まで生きるとなると、60歳で定年して40年間の老後を過ごす必要があります。

40年間の老後を過ごす資金をためておくことはなかなか難しそうです。少子化により労働人口は減ってきており、年金制度も実質崩壊に向かっています。

やはり、60歳を超えても働くことが必須となりそうです。一方で、企業の平均寿命は40年といわれています。また、職種やサービスの多様化により年々企業の平均寿命は減ってきています。

80歳まで働く場合、労働期間は60年となります。企業の平均寿命よりも長くなるわけですから、必然的に複数の企業をまたいで働く必要が出てくるというわけです。

また、昨今の技術や社会ニーズの急速な移り変わりにより、60年も働くとなるといくつかの職種を経験することになります。今も学びなおしやリスキリングといったキーワードが聞こえて生きていますが、今後ますますその必要性が増してくると考えられています。

これが人生のマルチステージ化と言われており、複数のキャリアチェンジや起業が前提となるような人生の過ごし方となります。

マルチステージを見越したキャリアデザイン

それでは、マルチステージ化の人生においてキャリアデザインをどのように考えていく必要があるのでしょうか。

従来は単一の企業で、単一の職種で定年退職までプロフェッショナルを目指すという姿が一般的でした。その中で、専門能力を伸ばすか、管理に特化するかの違いはあれど、広くはひとつの業種や企業体の中で過ごしてきたと思います。

それが、今後はどうなるでしょうか。

人生のマルチステージ化に伴い、単一の業種や企業で働くことななくなります。学生時代を終えてから初めの職種で経験値を積み、いずれ次の職種やステップに進んでいく、その後もいくつかのステップを経ることが前提となります。

そのような前提の中で、キャリアとどのように向き合っていく必要があるでしょうか。

大切なことの一つとして、変わる前提でキャリアを考える必要がある一方、変わらないあなたの価値観を中心に据えたキャリアを考える必要がある、ということです。

ライフステージが多様化するとともに、技術や社会のニーズが多様化してきており、あなたに求められることも時間の流れとともに変わってきます。

そのような変化の中で、毎回右往左往しないように、あなたの中にある核、すなわち価値観を明確に持っておく必要がある、ということがここで言いたいことです。

ちょっと抽象的な考え方なので、具体的に価値観を明確にするステップについては別の記事に静止できればと思いますが、あなたの中に「変わらない不動の考え方」を持っておくことが重要、ということが言いたいこととなります。

おわりに

さて、本稿ではなぜ今キャリアデザインを考えなければならないのか、について説明してきました。

まとめると、人生100年時代を迎える不確実な時代の中で、変わることを前提としたキャリアデザインを考えるとともに、その中心にはあなたの普遍の価値観を添えておく必要がある、ということになります。

これまでの人類が経験したことのない長寿化社会の到来を迎えるとともに、生成AIであったり働き方を大きく変えるような技術が台頭してきています。

そのような変わりゆく時代の中で、あなたの中の普遍の価値観を中心に据えたうえで、キャリアをダイナミックにデザインしていくことが重要となっているといえます。

具体的にどうすればいいのか?はなかなか難しいです。どんな学者さんでもキャリアコンサルタントでも答えを持っている人はいません。あなた自身が考えてく必要があります。

ただし、考えるためのヒントはいろいろな経験側が世の中には体系化されています。

難しいキャリアデザインが必要になりますが、世の中の優れた考え方を取り入れながらなんとか考え進めていく方法論を整理していきたいと思います。

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この記事を書いた人

こんにちは、ひろみやです。

私は新卒でメーカーの研究職に就職し、その後一度の
転職を経て、現在はITコンサルタントとして働いています。

定年まで終身雇用で働くつもりで東証一部上場の
大手メーカーに就職しましたが、会社がグローバル化の波に
のまれ業績不振に陥り、回復の兆しが見られなかったため、
転職を決意しました。

私と同じようにキャリアの岐路に立っている方に向けて、
キャリアデザインの参考情報をお伝えできればと思います。

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